OBSIDIAN × AI 商品設計
AIに相談するのは、もう慣れた。なのに、気づけばチャット履歴の海。
「あのアイデア、どこで話したっけ?」を終わらせるための、非エンジニア向けの母艦づくりです。
作った人間について
医療現場で働く作業療法士です。プログラミングはできません。
それでも、Obsidian(無料のメモアプリ)を母艦にして、AIに「頼み方の型」で依頼するやり方に変えてから、自分のデジタル商品の設計が前に進むようになりました。
このキットは、私がいま実際に使っているフォルダ構成・整理シート・AIへの依頼文を、そのまま渡すものです。理論ではなく、手元で動いている型です。
AIが積み上がらない本当の理由
ツールのせいでも、意志のせいでもありません。
「母艦」がないからです。
- AIの答えの置き場所がない
- アイデアの育て場所がない
- 「商品のかたち」になるまでの通り道がない
この3つをObsidianの中に作ると、AIとの作業が使い捨てではなく資産になります。このキットはその母艦を、組み立て済みの状態で渡します。
始め方は2通り
どちらを選んでも、手に入るのは同じ母艦です。
ダウンロードしたZIPを解凍し、Obsidianで開きます。フォルダを1つも手で作る必要はありません。
付属の「依頼文⓪」をClaude CodeまたはCodexに貼ります。作る前に一覧を見せて確認を取る、安全な形の依頼文です。
母艦の中身:フォルダ構成の考え方
先に結論から。私が使っている商品設計用のvault(保管庫)は、6フォルダ+READMEの計7項目です。
my-product-vault/
README.md ← いま作っている商品と進み具合を1〜3行で
00_rules/ ← やらないことリストと安全ルール。週1回開く
10_ideas/ ← 商品アイデア整理シート。1商品1ファイル
20_product/ ← 作りかけの商品本文
30_sales/ ← 販売ページの下書き
40_posts/ ← 発信ネタの管理表と投稿下書き
90_ai/ ← AIへの依頼文の置き場
プラグインは使いません。設計の考え方は3つだけです。
1. アイデアから販売までの「通り道」を1本にする
番号の順に進めば商品になる、という構造そのものが母艦です。
2. フォルダを増やさない
置き場所に迷った時間は全部ロスです。迷ったら既存フォルダに入れる。増やすほど迷子になります。
3. ルールを先頭に置く
00_rules には「やらないことリスト」と「AIに個人情報を入れない等の安全ルール」を入れ、週1回開きます。商品づくりで一番危ないのは、勢いがあるときの自分だからです。
この構成は、右上のショップで販売しているスターターキットに、組み立て済みのZIPとして入っています。ただ、構成自体はシンプルなので、手で作っていただいてもまったく構いません。
商品アイデア整理シートの5項目
母艦の次に必要なのが、散らばったアイデアを「商品の顔」が見える1枚にする型です。項目は5つだけ。
商品アイデア:(仮の商品名)
- 誰の:
- どんな悩みを:
- 何で解決する:
- いくらで:
- やらないこと:
「みんな」と書いたら書き直し。顔が浮かぶ範囲まで絞ります。
悩んでいる場面を書きます。「効率化したい」ではなく「夜、○○が終わらない」。
チェックリスト、テンプレート、PDFなど、商品の形式まで書きます。
仮でいいので数字を入れます。価値を自分に問い直せます。
責任範囲がどこまでも膨らむのを防ぐ、一番大事な欄です。
ルールは1つ。5項目すべて埋まるまで、商品本文を書き始めない。
埋まらない欄が、そのアイデアの弱点です。書けない欄が見つかるのは失敗ではなく、このシートの仕事です。
記入例:架空の「引っ越し前後の片付けチェックリスト」
- 誰の:引っ越しを控えた世帯
- どんな悩みを:荷造りの順番がわからず直前に徹夜
- 何で解決する:時期別チェックリスト
- いくらで:980円
- やらないこと:業者比較・料金の断定・個別相談
ここまでが無料公開分です。フォルダを作って、シートを1枚埋めれば、今日から始められます。
シートの先にある8点セット
販売ページの穴埋めテンプレート、AIへの「貼るだけ」依頼文、30日ロードマップなど8点セットを、解説書つき・組み立て済みvaultのZIPとして用意しています。
- Obsidianフォルダ構成(vault一式) — 商品設計用の最小構成。組み立て済みZIPと、AIに建てさせる依頼文⓪付き。
- 商品アイデア整理シート — 誰の・どんな悩みを・何で解決・いくらで・やらないこと、を1枚で。
- note販売ページテンプレート — 穴埋め式。免責・注意書きの入れ方込み。
- 無料発信ネタ管理表 — X・note・動画のネタを1箇所で管理する表。
- Claude Code貼り付けプロンプト — vault構築・フォルダ整理・重複削除・公開前チェックを頼める依頼文。
- Codex実装依頼テンプレート — 表計算やチェックツールを頼むときの依頼文の型。
- 30日商品化ロードマップ — 週ごとの「やること・完了条件・やらないこと」。
- やらないことリスト — 最初から大きくしない・保証しない・同時に2つ作らない。自分を守る自制ルール。
すべてMarkdownファイルなので、Obsidian以外のメモアプリでも使えます。
購入後に変わること
AIとのやりとりに置き場所ができ、考えが積み上がるようになります。
アイデア→設計→販売ページまでの流れを見失いにくくなります。
AIに何をどう頼むか、毎回考える時間を減らせます。
向いている人・向いていない人
- 副業でnote・PDF・テンプレートなどのデジタル商品を作りたい非エンジニア
- ChatGPTやClaudeは使うが、その場限りで終わってしまう人
- 専門職の知識を商品のかたちにしたい人
- 収益の保証や「必ず売れる方法」を求める人
- Obsidianの全機能を学びたい人
- プログラミングを学びたい人
注意書き
- 本商品は作者の実践記録に基づくテンプレートであり、収益・成果を保証するものではありません。
- AIは下書き・整理・チェックの補助として使う設計です。成果物の最終確認と判断は必ずご自身で行ってください。
- ObsidianおよびAIツールの仕様・名称は変更されることがあります。本書は考え方と型を中心にしています。
- 個人情報・顧客情報・機密情報をAIに入力しない運用を前提としています。
- ご利用にはZIPの解凍と、Obsidian(無料アプリ)のインストールが必要です。
- 依頼文⓪〜③・Codex用テンプレートを使うには、Claude CodeまたはCodexの導入が必要です。導入しなくても、テンプレート自体はすべて使えます。
価格と購入方法
980円(初版)
内容の改訂・増補にあわせて値上げを予定しています。
ご購入は、このブログ右上にある「ショップ」からできます。
ご購入後、解説書を含む組み立て済みvault一式(ZIPファイル)をダウンロードできます。
最後に
完璧な仕組みを作る必要はありません。必要なのは、今日のメモ1枚と、その置き場所です。
まずは今日、無料公開分のシートを1枚埋めてみてください。質問はこの記事のコメント欄でどうぞ。テンプレートの使い方に関するものに限らせていただきます。

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